
今回の予想値
今回の米国の雇用統計(3月)は2025年4月4日(金)21時30分に発表予定です。
市場予想と前回の結果は以下となっております。
今回の市場予想※ | 前回の結果 | |
失業率 | 4.20% | 4.10% |
非農業部門雇用者数 | 8.0万人 | 15.1万人 |
平均時給(前月比) | 0.30% | 0.30% |
平均時給(前年同月比) | 4.00% | 4.00% |
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※2025年4月3日時点
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LINE FXディーリング部の見解
USD/JPYの方向予想 | その理由(担当者名) | |
---|---|---|
円高 or 横ばい | 前回同様、日米金利差縮小観測が根強いためUSDJPYの上値は重いと予想。上がったタイミングで売りを仕掛けたい。(為替は金利差) | |
円安かレンジ | 円高も一服したと予想。中・長期トレンドは円高傾向が見られるが短期トレンドは円安が続くと予想。方向感が定めにくい相場環境のため上値も下値も限定的なレンジ相場の可能性もありえる。(とれんだー) | |
USD売りに反応しやすいか | 先週末時点、各通貨ペアの週足RSI USD/JPY 45.7、USD/CHF 44.8、EUR/USD 57.7、GBP/USD 59.0、AUD/USD 44.7、NZD/USD 45.2 ⇒オセアニア通貨以外は、USD売りに反応しやすい状況をRSIは示唆。(テク人) | |
USD/JPY上昇反応なら売り、 USD/JPY下落反応なら様子見。 | トランプ関税の影響で世界的に株価が下落し、為替市場では米ドルが売られるなど、リスク・オフの様子。その上、マスク氏が進めている米国内での人員削減が失業率上昇といった具体的な数字で示された場合は、更にリスク・オフによる株価下落と米ドル売りが進む可能性もあり、下がった所を買うにはリスクが高いと想定。(逆張りを考える会) |
前回の振り返り
米国景気の後退が懸念されるも、パウエル議長発言で反発
3月7日(金)発表の前回の米国雇用統計は、非農業部門雇用者数、失業率ともに市場予想をやや下回るなど、総じて弱めの結果となった。この内容を受け、発表直後のUSD/JPYは米国の景気後退への懸念から、一時146円台まで円高が進行。しかし、日本時間の深夜に行われたFRBパウエル議長の講演において「利下げを急ぐつもりはない」という主旨の発言が報じられると、一転して円売りが優勢に。USD/JPYは、雇用統計の発表当日としては比較的狭い値動きの中、148円ちょうど近辺で取引を終えた。
USD/JPY 30分足チャート(25/3/7 AM7:00~3/8 AM6:59 )

雇用統計/主な指標の推移
非農業部門雇用者数/失業率
平均時給(前月比/前年同月比)
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