不正な投資勧誘について
SNSを悪用した投資詐欺について
近年、以下のような手口で、SNSを使用して投資家から資金をだまし取るケースが発生しています。
- (SNSへの誘導)著名人の名前や写真を悪用した偽の広告や偽のメッセージなどを用いて、SNSのアカウントへ誘導します
- (SNSでのやり取り)メッセージのやり取りを重ねて、投資家を信用させます
- (投資勧誘)偽の投資勧誘を行い、投資家から資金をだまし取ります
SNSを通じて投資の勧誘をされた場合は、十分注意してください。
無登録業者や海外のFX業者等との取引について
日本国内の居住者を対象として、証券取引やFX取引等の金融商品取引業を行う場合は、日本の法令に基づき登録を行う必要があります。無登録の業者や国内で登録を行っていない海外のFX業者との取引において、出金が出来ない等のトラブルが発生しております。取引を行う際に、不審な点がある場合は、業者の登録状況について確認してください。
未公開株の購入について
未公開株の販売は、一部の証券会社等やその株式を発行する会社に限定されています。上記以外の者からの投資の勧誘や仲介は、資金をだまし取られるトラブルに発展する可能性があります。未公開株の投資勧誘を受けた場合は、十分注意してください。
サイバー犯罪について
フィッシング詐欺
実在するサービス、企業や組織などをかたり、偽のメールやSMSで偽のwebサイト(フィッシングサイト)に誘導し、個人情報、ID・パスワードやクレジットカード番号などの情報を盗んだり、マルウェアに感染させたりする手口です。
マルウェア
マルウェアとは、悪意のあるプログラムの総称を言います。代表的なものを以下に紹介します。
- キーロガー:キーボード等での端末への入力内容を記録するソフトウェアのことです。攻撃者はこれを悪用することにより、対象の端末で入力されたユーザの個人情報やウェブサービスのID・パスワードを盗み出します。
- スパイウェア:不正かつ秘密裏にコンピューターに侵入し、ユーザーの活動や情報を盗み取るソフトウェアのことです。攻撃者は、対象の端末から収集した個人情報を外部のサーバーに送信させることで、情報を盗み出します。
- ボット:自動化のためのプログラムやスクリプトのことです。攻撃者はこれを悪用することにより、様々な攻撃を行います。例えば、偽の広告や情報を作成してSNSに自動的に投稿してユーザを騙す、複数のコンピュータにボットを感染させDDos攻撃を行うために利用するといったケースが存在します。
- ランサムウェア:ランサムウェアは攻撃対象のコンピューターに侵入し、端末内のファイルやデータを暗号化等により使用不能とします。その後、攻撃者はファイルやデータを元に戻すための鍵(復号化キー)を持っていると主張し、身代金(ransom)を要求します。さらに、暗号化されたデータの公開を行うといった二重の脅迫(Double-Extortion)を行うケースも存在します。