1回の取引サイクルを知ろう
FXでは、新規注文を出して取引が成立するとポジション(建玉、たてぎょく)が発生、そのポジションに対して決済注文を出して取引が成立するとことで損益が確定します。これがFXの基本的な取引サイクルになります。
新規注文を出す
為替レートを見ながら今後の為替の動きを予想して、新規注文を出します。
価格の上昇を予想する場合は、買った値段よりも高い値段で売る取引になるため、「買い」の新規注文を出します。価格の下落を予想する場合は、売った値段よりも低い価格で買い戻す取引になるため「売り」の新規注文を出します。
なお、新規の買い注文で発生した建玉を買いポジション(買い建玉、ロングポジション)といい、新規の売り注文で発生した建玉を売りポジション(売り建玉、ショートポジション)といいます。
「為替差益」(キャピタルゲイン)を狙うFXでは、安い時に買って、高い時に売りたいと思った場合は「買い」の新規注文、高い時に売って、安い時に買いたいと思った場合は「売り」の新規注文をします。
決済注文を出す
「買い」の新規注文で始めて、価格の上昇が予想通りだった場合は「売り」の決済注文、「売り」の新規注文で始めて、価格の下落が予想通りだった場合は「買い」の決済注文を出して損益を確定させます。
つまり、FXは2回の注文と約定が必要になります。
スワップポイントもゲット?
新規注文で発生したポジションをその日の取引終了以降まで保有した場合、原則としてスワップポイントが発生します。
スワップポイントは、取引をする通貨間の金利の差から得られる利益のことで、「金利調整金」とも言います。低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買えば、2通貨間の金利差から差額を受け取ることができます。高金利の通貨ペアは長くポジションを維持するほど利益も大きくなります。
ただし、低金利の通貨を買って、高金利の通貨を売った場合は、スワップポイントを支払うことになるので注意が必要です。
実際に取引画面で新規注文をしてみよう
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基本的な成行・ストリーミングでの注文の流れ
【1】通貨ペアの選択
①レート一覧もしくは②注文画面から新規注文したい通貨ペアを選択
【2】注文方法の選択
①のエリアで注文方法の選択が可能。「成行ストリーミング」を選択
【3】注文数量の入力
①注文数量の単位を10,000通貨もしくは1,000通貨から選択
②数量入力欄に直接入力するか、「-」「+」を押すことで増減
①で10,000通貨を選択し、②で1を選択した場合の注文数量は10,000通貨になります。
【4】注文
買い注文であれば赤い「買ASK」、売り注文であれば青い「売BID」をタップして注文
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