決済注文とは
決済注文は取引を終えるための注文です。新規注文をしたら、そのポジション(建玉)を決済することで取引を終えます。
・新規で買いの注文を出した場合、決済は売りの注文
・新規で売りの注文を出した場合、決済は買いの注文
となり、決済注文は新規注文の反対売買となります。
FXでは、決済注文を出して約定させる事で損益が確定します。決済注文を出さない限り、利益も損失も確定しません。この間の損益を、含み益(決済した場合の利益)や含み損(決済した場合の損失)と言います。しかし、含み損が大きくなり過ぎた場合はロスカットになり損失が確定する場合もあります。
決済注文を出して損益が確定する、ここまでで1回の取引サイクルが完了となります。
実際に取引画面で決済注文をしてみよう
決済注文の方法には下記があります。
・保有している全ての建玉を一括で決済する全決済
・通貨ペアごとに決済
・指定した建玉のみ決済
また、新規注文同様に、決済注文においても成行(なりゆき)注文と指値(さしね)注文、逆指値(ぎゃくさしね)注文、OCO注文などがあります。
成行・ストリーミングでの一括決済(全決済)の流れ
- 一括決済の種類の選択
一括決済(全決済)の種類には「売建一括決済」「通貨ペアごとの一括決済」「買建一括決済」の3つがあります。
※決済は全て成行注文となります。
※未約定の決済注文は、成行注文に訂正されます。 - 確認ボタンのタップで決済受付完了
決済注文の詳細はこちら
【まとめ】
- 決済注文を出さない限り、利益も損失も確定しない
- 決済注文は
「買い」の新規注文をしていた場合は、決済注文は「売り」
「売り」の新規注文をしていた場合は、決済注文は「買い」