
円高か?レンジか?次の材料は?
年初来安値圏で推移しているUSD/JPY。RSI※1で相場状況を見ると、50を下回る水準であることから、今後もUSD/JPYが下落する可能性は意識されるも、明確な方向性として捉えられる水準ではなく、次の材料待ち相場になっている。このような相場状況の中、今後USD/JPYの方向性に日米金利差の縮小が再び材料視される可能性もある。昨晩、発表されたFOMC※2議事録では、米国のインフレが進展するまで、当面は金利を維持する姿勢を示した。
一方、先日発表された日本の賃金関連指数は予想を上回る結果になったことから、日銀による追加利上げの期待に繋がった。そして、明朝は、日本の消費者物価指数が発表される予定。賃金に加えて、物価も上昇するといった景気の好循環が確認できる内容であれば、日本の追加利上げ期待が高まり、USD/JPYは直近の安値である148円台が意識される可能性も。
※1. 相場の売られ/買われ過ぎの分析に活用される一つの指標。
※2. 米国連邦公開市場委員会。
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