メキシコ3会合連続の利下げか。14日に金融政策の結果発表
- メキシコ銀行(中央銀行)は、14日の金融政策決定会合で3会合連続の0.25%の利下げを決めると見込まれている。
- 10月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比4.76%上昇と伸び率は9月(4.58%)から3カ月ぶりに拡大した。
- 米大統領選でトランプ前大統領が勝利し、同氏が主張するメキシコ製品に対する関税引き上げや不法移民の強制送還がメキシコ経済の混乱につながるとの懸念が強まっている。
為替のUP・DOWN材料
MXN/JPY
上昇要因
追加利下げ観測などがメキシコペソの重荷となってきたが、インフレを考慮したメキシコの実質金利は世界的にみて高い。会合後に公表される声明が追加利下げに慎重と受け止められるようならメキシコペソの支えに。
下落要因
米国の次期政権下の対メキシコ政策を巡る警戒感が根強く、メキシコ中銀が利下げ継続姿勢を強調するならメキシコペソ売りも。
2024年11月13日作成
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