20日に南アフリカ中銀が政策決定。2会合ぶりに利下げ決定か
- 南アフリカ準備銀行(中央銀行)は20日の金融政策決定会合で､政策金利を2会合ぶりに0.25%引き下げるとみられているが､市場の一部には金利据え置きの予想もある｡
- 中銀･財務省は12日､インフレ目標を｢3%プラスマイナス1%ポイント｣と従来(3～6%)から引き下げると発表し､利下げ余地の拡大が経済成長を支えると指摘した｡
- 2025年4～6月期の実質国内総生産(GDP)は前期比0.8%増と経済成長は力強さを欠く一方､9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%上昇と高止まりしている｡
為替のUP・DOWN材料
ZAR/JPY
上昇要因
インフレ目標の引き下げを受けて早期の利下げ観測が広がるなか､政策金利の据え置きを決めれば南アランド買いに｡
下落要因
会合後の声明が景気減速への警戒感の強さを示すようなら追加利下げが意識され､南アランド売りに｡
2025年11月18日作成
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