
今回の予想値
今回の米国の雇用統計(8月)は2025年9月5日(金)21時30分に発表予定です。
市場予想と前回の結果は以下となっております。
今回の市場予想※ | 前回の結果 | |
失業率 | 4.20% | 4.20% |
非農業部門雇用者数 | 7.5万人 | 7.3万人 |
平均時給(前月比) | 0.30% | 0.30% |
平均時給(前年同月比) | 3.90% | 3.90% |
※QUICKのデータを基にLINE証券にて作成。詳細はこちらのイベントカレンダーにてご確認ください。
※2025年9月3日時点
LINE FXディーリング部の見解
マーケット予想 | その理由(担当者名) | |
---|---|---|
円高 or 横ばい | FOMCで利下げが見込まれているため、雇用統計で良い結果が出たとしても上値は重く、悪い結果が出たら売り圧力が高まるため下落必須となると予測。戦略としては引き続き上がったタイミングで売りを仕掛けたい。 | |
レンジ | しばらくはレンジ相場が続くとみておりますトレンドが発生するのはFRBの利下げ後だと思います.レンジの上下の取引を繰り返したいと思います。 | |
USD売り反応なら、USD/CHFとEUR/USDに注目 | 先週末時点、USD関連通貨ペアの週足RSI USD/JPY 49.3、USD/CHF 35.8、EUR/USD 63.0、GBP/USD 57.7、AUD/USD 55.1、NZD/USD 48.5。 →USD関連通貨ペアにおいて、USD/CHFとEUR/USDがUSD売りを示唆しており、発表結果がUSD売りを示す結果なら、USD/CFDは売られ過ぎ、EUR/USDは買われ過ぎが意識される動きになる可能性も。 | |
USD/JPY上昇反応なら放置。 下落反応なら逆張り仕込みどころか? | 先月発表された米国の雇用統計は、米国の利下げを連想させるネガティブサプライズだった。そのため、今回の発表結果で9月の米国利下げを確実になれば、一時米ドル売りの反応を見せることが想定されるが、大幅な利下げを期待させるほどの内容ではない限り、往って来いの反発上昇を想定。一方、9月の米国利下げを後退させるような強い結果であれば、先月の雇用統計ショックによる下落を帳消しするような上昇になる可能性もあるため、リスク管理が必要になる可能性も。 |
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前回の振り返り
雇用統計ショック?USD/JPYは発表後急落
8月1日(金)に発表された前回の米国雇用統計。結果は、非農業部門の雇用者数は市場予想を下回り、失業率は前月比で上昇するなど総じて弱い結果に。また、5、6月に発表された雇用者数については、これまでの発表より大幅に下方修正した。この結果、米国の景気減速懸念が再燃し、9月の米国の利下げ観測による米ドル売りが加速。USD/JPYは発表時点の150円台半ばから148円台半ばまで急落。その後も米ドル売り圧力が強く、147円台半ばで当日の取引を終えた。
USD/JPY 30分足チャート(25/8/1 AM6:00~8/2 AM5:59 )

雇用統計/主な指標の推移
非農業部門雇用者数/失業率
平均時給(前月比/前年同月比)
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