上昇が続くユーロ/円、ECB理事会に注目か⁉
年初来高値圏での推移が続くEUR/JPY。直近の値動きをRSI※1で確認すると、買われすぎ水準とされる70を超えた後、60付近まで下がり、ややピークアウトしている状況。このまま過熱感が収束していくとすれば、移動平均線※2の中期線(25日)付近、または長期線(75日)付近が一旦の下値目途となるか。
このような相場展開の中、本日は欧州各国のＰＭＩの発表を控え、夜にはECB※3の政策金利の発表がある。市場では8会合ぶりの利下げ見送りが予想されているが、結果次第では再びユーロ買いが進む可能性もあり、注目が集まるところ。
※1.RSI：相場の買われ/売られ過ぎの分析に活用される指標の一つ。
※2.移動平均線：過去の価格の平均値を繋ぎ合わせた折れ線グラフで、トレンド分析に活用される指標の一つ。
※3.ECB：欧州中央銀行。
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