21日発表､2月の全国CPI。下振れなら円売りも
- 2月の全国CPI(消費者物価指数)で生鮮食品を除く総合指数は前年同月比で3.2%上昇した1月から伸び率が縮小する見通し｡
- 先行指標とされる2月の東京都区部CPIは政府の電気･ガスの価格抑制策の再開で上昇率が1月から鈍化した｡
- 日銀による早期の追加利上げ観測が高まっているため､予想を下回る伸び率にとどまれば目先の利益を確定する目的の円売りが出る可能性も｡
今週注目の通貨ペアおよびイベント
EUR/USD
2月の米小売売上高（3/17）
市場予想は前月比0.5%増と前月(0.9%減)から増加に転じる見込み｡米景気減速への警戒感がくすぶっており、市場予想ほど増えない結果であれば､ユーロ高・ドル安に拍車も｡
NZD/JPY
2024年10～12月期のニュージーランド実質GDP(国内総生産)（3/20）
市場予想は前期比0.2%増と3四半期ぶりにプラスに転じる見通し｡景気減速を背景にした利下げを受け、円高・ニュージーランドドル安傾向にあるため、予想以上に増加すればNZドルに買戻しも｡
2025年3月14日作成
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