3月7日発表予定!2月の米国雇用統計

今回の予想値

今回の米国の雇用統計(2月)は2025年3月7日(金)22時30分に発表予定です。
市場予想と前回の結果は以下となっております。

今回の市場予想※前回の結果
失業率4.00%4.00%
非農業部門雇用者数18.0万人14.3万人
平均時給(前月比)0.30%0.50%
平均時給(前年同月比)4.10%4.10%

※QUICKのデータを基にLINE証券にて作成。詳細はこちらにてご確認ください。


LINE FXディーリング部の見解

USD/JPYの方向予想その理由(担当者名)
円高 or 横ばい日本の利上げ、アメリカの利下げ観測が根強いためUSD/JPYの上値は重く、雇用統計の結果が悪い場合の下落リスクが高いと予測。上がったところで売りを仕掛けたい。(為替は金利差)
円高寄りIMMの円ポジションは過去最大規模の9万枚超のロングに偏っているため、ロングよりもショートへの反応が強いと思われます。(円高論者)
USD買い注目先週末時点、各通貨ペアの週足RSIはUSD/JPY 45.8、USD/CHF 56.6、EUR/USD 41.4、GBP/USD 47.8、AUD/USD 39.2、NZD/USD 37.4
⇒USD買いをイメージさせる発表結果なら、オセアニア通貨の下落に注目したい。(テク人)
下方向往って来い非農業部門の雇用者数が20万人を大幅に上回らない限り、景気改善の期待が薄い可能性も。前回の雇用統計発表時のUSD/JPYは上下の合計で約1円(100銭)の動きだったため、発表結果を受けて米ドル/円が上・下どちらかに50銭以上動いた場合は逆張り戦略も一つのアイディアになるかも。(逆張りを考える会)

前回の振り返り

米国景気の底堅さが再認識されるも、市場は方向感を欠く
2月7日(金)発表の米国雇用統計では、非農業部門雇用者数は14.3万人増と市場予想(20.5万人増)を下回った。一方、失業率や平均時給(前月比、前年同月比)は予想を上回り、米国景気の底堅さを改めて示す結果に。この内容から、米国の3月利下げ観測は後退し、発表直後のUSD/JPYは152円付近から152円40銭台まで円安が進行した。しかし、米国トランプ大統領の相互関税に関する発言への警戒感や日米金利差の拡大が意識される中で、円安・ドル高の流れは続かず、USD/JPYは一時150円台まで下落するなど、方向感を欠く展開となった。

USD/JPY 30分足チャート(25/2/7 AM6:00~2/8 AM7:00 )

雇用統計/主な指標の推移

非農業部門雇用者数/失業率

非農業部門雇用者数/失業率

平均時給(前月比/前年同月比)

平均時給(前年比/前年同月比)

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