そろそろ方向感は生まれるか?
約2カ月近く7円50銭台での推移が続いていたMXN/JPY。昨日はトランプ次期大統領がメキシコとカナダから米国への輸入品に対して関税を引上げる姿勢を示したことで、MXN/JPYは7円30銭台に下落する動きとなった。
チャートのポイントとしては、一目均衡表※の雲のねじれを通過しており、MXN/JPYに方向感が生まれやすい時期でもある。そのため、昨日の下落をきっかけとして今後MXN/JPYに方向感が生まれるかに注目が集まる。このような状況の中、明日はメキシコ中銀の政策金利発表を控えている。既にメキシコ中銀は直近3回連続で利下げを行っており、今後も引続き利下げを行う姿勢を示唆した場合は、年初来安値である7円ちょうどを目指す動きになる可能性も。
※一目均衡表:相場の方向性や動くタイミングの分析に活用される指標の一つ。
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