
FOMC通過!!重要イベントが続く中どちらに動くか!!
USD/JPYは短期的な調整を経て、直近ではボリンジャーバンド※1のセンターラインである156円を挟んでの値動き。バンドはやや収縮傾向にあり、エネルギーを溜めて、次の短期的な方向感を探る状況か。下段のオーサムオシレーター※2を確認すると、足元では下落トレンド(赤)から上昇トレンド(緑)への転換を示唆しており、こちらの側面からは、やや上昇のモメンタムが強いとの見方もできる。ここから再びトレンドが強まるか注目。
ファンダメンタルズ面では、本日早朝のFOMC※3では、市場の予想通り0.25%の利下げが決定された。来週以降、15日(月)日銀短観、16日(火)に米国雇用統計、そして19日(金)には日銀金融政策決定会合を控える。年末を前に、要注目のイベントが続く中で為替市場も再びボラティリティが高まる可能性もあり、警戒が必要。
※1.ボリンジャーバンド:相場の動きは概ねこの帯(バンド)に収まるという統計学的なテクニカル指標の一つ。
※2.オーサムオシレーター:相場の方向性や動くタイミングの分析に活用される指標の一つ。
※3.FOMC:米国連邦公開市場委員会。
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