【2025年12月11日】金融政策・各国見通し

11日にスイス中銀が政策金利発表2会合連続で金利据え置きか

  • 11日開催の金融政策決定会合で、スイス国立銀行(中央銀行)は2会合連続で政策金利を0%で据え置くと予想されている。
  • 11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で横ばい(0%)と5月以来の低水準となり、中銀の物価目標(0~2%の上昇率)の下限となった。
  • スイス中銀のチュディン理事が「現在の金利水準は適切」などと述べたと伝わったが、2025年7~9月の国内総生産(GDP)がマイナス成長に転じるなど経済は低迷している。

為替のUP・DOWN材料

CHF/JPY

CHF/JPY

BULL

上昇要因

会合後に公表する金融政策報告書でインフレ率が今後は持ち直すとの見通しを維持すれば、マイナス金利導入の見方が後退しスイスフラン買いに。

BEAR

下落要因

世界的な株価調整への警戒感などから「安全資産」とされるフランは対円で最高値圏にあり、シュレーゲル総裁の会見内容がマイナス金利の再導入の思惑を誘うようならスイスフラン売りも。

2025年12月10日作成

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この記事の編集者

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