25日線付近での攻防!!押し目となるか⁈
11月中旬に157円台後半に到達したUSD/JPYは､その後伸び悩み､現在は155円台での値動き｡足元では移動平均線※1の中期線(25日)付近での推移となり､短期的な調整に一服感が出ている状況｡ストキャスティクスRSI※2を確認すると､2つのライン(%K､%D)は売りの過熱感を示すとされる20を大きく下回る水準にあり､短期的なモメンタムの回復=反発の兆しを示唆しているとの見方も｡
ファンダメンタルズ面では､本日は米新規失業保険申請件数､明日は米PCE(個人消費支出)､ミシガン大学消費者信頼感指数などの発表控える｡また､来週11日(木)の早朝には年内最後のFOMC※3が予定されており､市場は利下げに関するスタンスに注目している｡昨夜のADP雇用統計※4の弱い結果を受けて､市場では利下げ観測が強まっており､FOMCを前にしたUSD売りへの警戒感も意識される局面｡
※1.移動平均線:過去の価格の平均値を繋ぎ合わせた折れ線グラフで､トレンド分析に活用される指標の一つ｡
※2.ストキャスティクスRSI:相場の方向性や動くタイミングの分析に活用される指標の一つ｡
※3.FOMC:米国連邦公開市場委員会｡
※4.ADP雇用統計:米国の民間企業であるADP社が発表する雇用統計｡
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