26日にNZ中銀が政策金利発表。3会合連続で利下げか
- ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は26日開催の金融政策決定会合で､3会合連続で政策金利の引き下げを決め､利下げ幅は0.25%になるとの予想が多い｡
- 7～9月期の失業率は5.3%と2016年10～12月期以来約9年ぶりの高水準になり､労働市場の減速を示した｡前年同期比の賃金上昇率も鈍化し､利下げ観測を補強する材料と受け止められた｡
- 7～9月期の消費者物価指数(CPI)は前年同期比3%上昇とインフレ率は政策目標(1～3%)の上限で推移するが､中銀は｢インフレ率は26年前半に2%程度に戻る｣とみている｡
為替のUP・DOWN材料
NZD/JPY
上昇要因
市場で追加利下げの見方が広がるなか､会合後の声明がインフレ圧力の根強さを指摘するようならニュージーランド(NZ)ドル買いに｡
下落要因
声明が景気減速への懸念の強さを強調すれば､今後の利下げ余地の大きさが意識されNZドル売りに｡
2025年11月25日作成
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