6日に英金融政策の結果発表。2会合連続で金利据え置きか
- イングランド銀行(英中央銀行)は6日の金融政策委員会で、2会合連続で政策金利を4%で据え置くと見られているが、市場の一部には0.25%の利下げを予想する声もある。
- 9月の英消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.8%上昇と政策目標の2%を上回るが3ヵ月連続で同じ伸び率にとどまり、物価を押し上げてきた食品の伸びの鈍化が意識されつつある。
- 6~8月期の国際労働機関(ILO)基準の英失業率は4.8%と2021年3~5月期以来の高水準となり、英景気減速への警戒感が広がっている。
為替のUP・DOWN材料
GBP/USD
上昇要因
英中銀が懸念してきた食品価格の伸びが鈍化するなか、政策金利の据え置きを決め、ベイリー総裁の記者会見の発言が今後の利下げに慎重と受け止められればポンドに買い戻しも。
下落要因
委員会後に公表される金融政策報告書での経済見通しが英景気の下振れリスクへの警戒感の強さを示すようなら、早期の利下げ観測を誘いポンドの売り圧力に。
2025年11月5日作成
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