
154円台を一時回復!再加速なるか!?
USD/JPYは昨日、米国が対中関税10%分を撤廃するとの報道を受け、10月初旬の高値を突破し、一時154円台を回復。現在は153円台後半での推移となっている。テクニカル面では、移動平均線※1の中期(25日)をタッチしたあと、再び上値を試す動きとなり、移動平均線の短期・中期・長期すべてが上向きで、上昇トレンドは健在とみる事もできる状況。RSI※2は66付近に位置しており、未だ過熱圏にはなく、上昇の余地も残るとの見方も。
ファンダメンタルズ面では、29日にFOMC※3、30日に日銀の金融政策決定会合を通過したばかりだが、市場では既に次回以降の金融政策の見通しを織り込みつつある。来週は4日ISM製造業指数、5日ADP雇用統計※4など、米国の重要指標の発表が続く。今後の方向性を予測する上で、物価・景気関連の経済指標や要人発言については引き続きフォローが必要となる。
※1.移動平均線:過去の価格の平均値を繋ぎ合わせた折れ線グラフで、トレンド分析に活用される指標の一つ。
※2.RSI:相場の方向性や動くタイミングの分析に活用される指標の一つ。
※3.FOMC:米国連邦公開市場委員会。
※4.ADP雇用統計:米国の民間企業であるADP社が発表する雇用統計。
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