一目の雲を一気に突破！明日はカナダ雇用統計!!
しばらくもみ合いが続いた中､自民党総裁選の結果を受けた円売り圧力を背景に急進し､109円台を突破したCAD/JPY｡現在の相場状況を一目均衡表※1で見ると､大陽線で雲の上限一気に上抜け､三役好転※2も成立しつつあり､強気トレンドの発生が意識される展開との見方もできる｡一方で､足元の上昇が急ピッチな分､短期的な利食いや調整が入りやすい場面でもあるため､押し目買いが一つの取引戦略となる可能性も｡
このような中､10日(金)にはカナダの雇用統計が予定されており､BOC※3の今後の政策スタンスを見極める上で注目のイベントとなる｡また､米国の政府機関の一時閉鎖に関する続報や､日本国内では自民党の新総裁に就任した高市氏の組閣人事､政策に関するニュースについても引き続き注視が必要｡
※1.一目均衡表:相場の方向性や動くタイミングの分析に活用される指標の一つ｡
※2.三役好転:一目均衡表の3つの買いシグナルが揃った状態。買いシグナルとされることも｡
※3.BOC:カナダ中央銀行
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