11月20日発表予定!9月の米国雇用統計

今回の予想値

今回の米国の雇用統計(9月)は2025年11月20日(木)22時30分に発表予定です。

市場予想と前回の結果は以下となっております。

今回の市場予想※前回の結果
失業率4.30%4.30%
非農業部門雇用者数5.0万人2.2万人
平均時給(前月比)0.20%0.30%
平均時給(前年同月比)3.70%3.70%

※QUICKのデータを基にLINE証券にて作成。詳細はこちらのイベントカレンダーにてご確認ください。
※2025年11月19日時点


LINE FXディーリング部の見解

マーケット予想その理由(担当者名)
横ばい or 円高足元では高市相場を背景に円安方向へ振れているものの、米国の利下げ、日本の利上げは既定路線とみられており、日米金利差の縮小を考慮すると今後はドル高・円安方向へはやや動きにくいと予測。加えて、AI関連株を中心に米株が最近軟調であることからも、USDを積極的に買い進むだけの材料は乏しいと想定。
このため、戦略としては引き続き戻り局面を狙って、上げたタイミングでUSD売りを仕掛ける方針を維持したい。(為替は金利差)
レンジ米国政府機関の一部停止に伴い、9月雇用統計が遅れて発表されますが、12月にも11月雇用統計が立て続けに発表されるので、今回の発表で大きなトレンドは発生しないと思います。そのためレンジを形成するとの考えでレンジの上下の取引を繰り返したいと思います。(とれんだー)
USD/JPY年初来更新なるか?先週末時点、USD関連通貨ペアの週足RSI
USD/JPY 65.0、USD/CHF 39.0、EUR/USD 55.1、GBP/USD 43.3、AUD/USD 52.3、NZD/USD 39.5
USD/JPYは上昇の流れが続いており、USD買いを印象させる結果であれば、USD/JPYの上昇が加速し、年初来高値の更新を試す可能性も。(テク人)
逆張りするなら、いつもよりリスクを管理が必要約一か月半ぶりの発表 + 米FRB要人の雇用状況に注目しているとの発言 + 米国の利下げ観測後退など、全てが米国の雇用状況に集約されており、発表結果を受けたUSDへのインパクトは大!大!大!と見られる。そのため、いつもなら50銭ほど反応していたUSD/JPYはの動きは、今回に限っては2~3倍敏感に反応し、1円以上の動く可能性がある。そのため、逆張りを仕掛ける場合は、いつもよりリスクを管理する必要も。(逆張りを考える会)

取引画面はこちら

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前回の振り返り

雇用の鈍化を示す?前月に続き、米ドル円は発表後下落

9月5日(金)に発表された前回の雇用統計では、非農業部門雇用者数は+2.2万人と事前予想を大幅に下回り、失業率は4.3%と前月の4.2%から上昇した。また、6月と7月の雇用者数については大幅に下方修正され、雇用市場の鈍化が示される格好となった。この内容を受けて、9月FOMCにおける米国の利上げ観測が台頭。発表直後のUSD/JPYは147円台後半から146円台後半まで下落。その後、やや値を戻したものの147円半ばで当日の取引を終えた。

USD/JPY 30分足チャート(25/9/5 AM6:00~9/6 AM5:59 )

雇用統計/主な指標の推移

非農業部門雇用者数/失業率

非農業部門雇用者数/失業率

平均時給(前月比/前年同月比)

平均時給(前年比/前年同月比)

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