150円台から反落!!PPIと小売売上高でどう動く!?
先月末に久しぶりの150円台を回復したものの､米国雇用統計の結果を受けて再び押し戻された格好のUSD/JPY｡上値の重さが意識される中､移動平均線※1の短期線(5日)と中期線(25日)がデッドクロス※2の形となっている｡直近のRSI※3も45付近で推移しており､売られすぎ水準までは達していない状況で､短期的には下値を試す展開となる可能性も｡
こうした相場環境の中､本日21時30分に7月の米PPI､15日(金)には7月の米小売売上高の発表を控える｡市場では9月の米国の利下げ観測が高まっており､米国の物価関連や景気関連の指標には一層の注視が必要な局面となる｡
※1.移動平均線:過去の価格の平均値を繋ぎ合わせた折れ線グラフで､トレンド分析に活用される指標の一つ
※2.デッドクロス:移動平均線の短期線が中期線を上から下に抜ける形｡売りシグナルとされる場合も｡
※3.RSI:相場の方向性や動くタイミングの分析に活用される指標の一つ｡
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