19日に金融政策の結果発表。政策金利を据え置きか
- トルコ中央銀行は19日の金融政策決定会合で､主要政策金利である1週間物レポ金利を年46.0%で据え置くと見込まれている｡
- 5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比35.41%上昇と伸び率は12ヵ月連続で縮小したが､依然として中銀の25年末時点のインフレ見通し(24.0%)を上回っている｡
- 前回4月の会合では内政不安を背景とした通貨安を食い止めるため､12会合ぶりに利上げに転じた｡
為替のUP・DOWN材料
TRY/JPY
上昇要因
4月の利上げ以降もトルコリラ安基調は続いており､物価と通貨の安定のための金融引き締めに前向きな姿勢を示すようならトルコリラ買いに｡
下落要因
声明がインフレの鈍化基調を強調するようなら､早期の利下げ再開の見方が強まりトルコリラ売りも｡
2025年6月18日作成
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