
今回の予想値
今回の米国の雇用統計(4月)は2025年5月2日(金)21時30分に発表予定です。
市場予想と前回の結果は以下となっております。
今回の市場予想※ | 前回の結果 | |
失業率 | 4.20% | 4.20% |
非農業部門雇用者数 | 14.0万人 | 22.8万人 |
平均時給(前月比) | 0.30% | 0.3% |
平均時給(前年同月比) | 3.90% | 3.80% |
※QUICKのデータを基にLINE証券にて作成。詳細はこちらのイベントカレンダーにてご確認ください。
※2025年5月1日時点
LINE FXディーリング部の見解
USD/JPYの方向予想 | その理由(担当者名) | |
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円高 or 横ばい | トランプ関税の影響で円高が進んだが、依然としてUSDJPYの上値は重いと予想。日米金利差縮小観測もしかり、円安是正がマーケットには根強くあると思われれる。戦略としては上がったタイミングで売りを仕掛けたい。(為替は金利差) | |
レンジ | トランプ関税が落ち着くまでは相場は方向感のない展開だと思います。 140円台を割ってきたら買い、144円台になったら売りをしかけたいと考えてます。(とれんだー) | |
EUR/USDに注目 | 先週末時点、各通貨ペアの週足RSI USD/JPY 37.1、USD/CHF 31.6、EUR/USD 69.6、GBP/USD 47.7、AUD/USD 51.8、NZD/USD 58.1。 ⇒EUR/USDは買われ過ぎが意識されるRSI70近辺の水準であり、雇用統計の結果を受けてEUR買い/USD売りが過熱感を帯びるかに注目。(テク人) | |
連休を前に。。 ・USD/JPY上昇反応なら売りで一頑張り ・USD/JPY下落反応なら早速連休入り | トランプ関税による投資環境の状況悪化が一旦はストップしているものの、米国景気減速が意識される内容が発表された場合は、敏感にUSD売り反応となる可能性も。更に、来週明けは日本の連休でもあることから、週明けまでポジションを持ち越すにはリスクが高いと想定。(逆張りを考える会) |
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前回の振り返り
関税の影響はまだ先、今回は堅調な結果に
直前の4月3日(木)に米国のトランプ大統領が相互関税について発表し、波乱の相場展開の中で迎えた4月4日(金)発表の米国雇用統計(3月)では、非農業部門雇用者数が22.8万人増と市場予想を大きく上回る結果となり、失業率は4.2%と前月比で鈍化したものの、トランプ関税の影響を受ける前の労働市場の堅調さを裏付ける内容となった。これを受け、発表直後のUSD/JPYは145円50銭付近まで円安が進行。一時は再び145円付近まで値を戻すも、FRBパウエル議長の講演における「(米国の利下げは)状況が明確になるまで様子を見る」という主旨の発言が報じられると、再度円売りが優勢に。USD/JPYは、146円台後半で当日の取引を終えた。
USD/JPY 30分足チャート(25/4/4 AM7:00~4/5 AM6:59 )

雇用統計/主な指標の推移
非農業部門雇用者数/失業率
平均時給(前月比/前年同月比)
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