
28日発表、7~9月期カナダGDP。底堅さを示せばカナダドル買いも
- 7~9月期のカナダ国内総生産(GDP)速報値の市場予想は前期比年率0.4%増と、4~6月期の1.6%減からプラス成長に転じる見通し。
- カナダ銀行は10月に政策金利を0.25%引き下げ2.25%としたが、現在の金利水準はインフレ率を政策目標(2%)程度に維持するのに概ね妥当として利下げ打ち止めを示唆した。
- 米国との貿易協議を巡る先行き透明感は依然として残るものの、GDPがカナダ経済の底堅さを示す結果となればカナダドル買いで反応か。
今週注目の通貨ペアおよびイベント
AUD/JPY
10月のオーストラリア消費者物価指数(CPI)(11/26)
豪準備銀行は景気の底堅さを背景にインフレ圧力が想定より強いと判断し、追加利下げに慎重な姿勢を示している。物価上昇圧力の根強さが確認されれば、豪ドル買いか。
EUR/JPY
11月のドイツ消費者物価指数(CPI)(11/28)
10月の前年同月比の上昇率は2.3%と欧州中央銀行(ECB)の政策目標付近で推移している。今回も利下げ打ち止め観測を強める底堅い結果となればユーロは最高値更新も。
2025年11月21日作成
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