7月3日発表予定!6月の米国雇用統計

今回の予想値

今回の米国の雇用統計(6月)は2025年7月3日(木)21時30分に発表予定です。
第1金曜日が米国休場の為、7月3日木曜日の発表となります。

市場予想と前回の結果は以下となっております。

今回の市場予想※前回の結果
失業率4.20%4.20%
非農業部門雇用者数13.9万人10.0万人
平均時給(前月比)0.40%0.20%
平均時給(前年同月比)3.90%3.90%

※QUICKのデータを基にLINE証券にて作成。詳細はこちらのイベントカレンダーにてご確認ください。
※2025年7月2日時点


LINE FXディーリング部の見解

USD/JPYの方向予想その理由(担当者名)
円高 or 横ばいイラン・イスラエルの軍事衝突により有事の米ドル買いが発生し一時的に円安へ振れたが、マーケットが注目しているのはFRBがいつ利下げをするかである。実施タイミングは不透明ながらも利下げは既定路線であり、USD/JPYの上値は重いと予測。戦略としては引き続き上がったタイミングで売りを仕掛けたい。
(為替は金利差)
レンジFRBの利下げと日銀の利上げはしばらく無いと予測してます。両中央銀行に動きがない限りは相場はいってこいのレンジ相場が続くと思います。レンジの上下での逆張り取引を継続したいと思います。
(とれんだー)
欧州通貨に注目先週末時点、USD関連通貨ペアの週足RSI
USD/JPY 43.6、USD/CHF 29.3、EUR/USD 72.4、GBP/USD 70.1、AUD/USD 56.9、NZD/USD 60.4。
→EUR/USDとGBP/USDは年初来高値近辺、USD/CHFは年初来安値で推移が継続。米雇用市場の軟調が継続していることから、USD安の動きも暫く継続する可能性も。
(テク人)
上がった所は売りチャンスかも例年より早く暑さが到来した影響なのか、為替相場は早々に夏枯れ相場に突入し、変動性も限定されつつある様子。尚、米国の景気と金融政策よりトランプ大統領の政策が相場に与える影響が大きいこともあり、発表結果を受けたUSD/JPYの反応は限定的と想定。もし発表結果が前回値(13.9万人)と今回予想値(10.0万人)の間の水準で発表された場合は、瞬間的に上方向の往って来い反応する可能性もあり、上がった所を売って、下がったらすぐ買い戻すといった短期売買が有効な可能性も。
(逆張りを考える会)

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前回の振り返り

警戒ムードから一転、底堅さを示す?

直前の4日に発表された民間の雇用指標が悪化し、景気減速への警戒感がくすぶる中で迎えた6月7日(金)発表の前回の米国雇用統計。結果は非農業部門雇用者数、平均時給(前年比、前月比)共に市場予想より上振れするなど、一転して堅調な内容になった。これを受けて、米国景気減速への過度な警戒感は後退し、発表直後のUSD/JPYは一時145円台まで円安が進行、144円台後半で当日の取引を終えた。

USD/JPY 30分足チャート(25/6/6 AM6:00~6/7 AM5:59 )

雇用統計/主な指標の推移

非農業部門雇用者数/失業率

非農業部門雇用者数/失業率

平均時給(前月比/前年同月比)

平均時給(前年比/前年同月比)

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