
27日発表、5月の米PCE。伸び加速なら米ドル買いか
- 米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)物価指数は4月に前年同月比で2.1%上昇と2ヵ月連続で鈍化していた。
- 足元では5月の米消費者物価指数(CPI)などを含む他の物価指標が市場予想を下回り、米関税政策による価格上昇圧力の影響は表面化していない。
- PCE物価指数もインフレの鈍化傾向を示すとの期待が一部あるものの、伸びが加速すれば、FRBの利下げ観測が後退し米ドルが買われる可能性も。
今週注目の通貨ペアおよびイベント
EUR/JPY
6月の独Ifo企業景況感指数(6/24)
市場予想は88.2で前月(87.5)から6ヵ月連続で改善する見込み。ドイツ経済の復調が意識されればユーロは一段高か。
AUD/USD
5月の豪消費者物価指数(CPI)(6/25)
市場予想は前年同月比2.3%上昇で、伸び率は前月(2.4%)から鈍化する見込み。物価の落ち着きが示されれば豪州準備銀行(RBA)の追加利下げ観測が高まり豪ドル売りも。
2025年6月20日作成
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