17日発表､11月の米小売売上高。消費の底堅さを受け米ドル買いも
- 米小売売上高の市場予想は前月比0.5%増､前年同月比3.8%増と､前月（0.4%増､2.8%増）より伸び率が拡大する見通し｡
- 原油価格が70ドル前後で安定していることに加え､減税や規制緩和を訴えているトランプ前米大統領が大統領選挙で勝利し先行きへの不安がやや和らいだのも消費者心理の改善に寄与したとみられる｡
- 年末商戦の順調な滑り出しを示すとなれば､米景気に対する強気の見方から米ドルに買いが入る可能性も。
今週注目の通貨ペアおよびイベント
EUR/USD
12月の独Ifo企業景況感指数（12/17）
市場予想は85.0で前月（85.7）から2カ月連続で悪化する見込み｡ドイツ経済の先行き不透明感が意識されればユーロ売りに拍車がかかる可能性も。
NZD/JPY
7～9月期のニュージーランド実質GDP（国内総生産）（12/19）
市場予想は前期比0.1%減で2四半期連続のマイナス成長となる見込み｡ニュージーランド準備銀行（中央銀行）の利下げ継続が意識されればNZドル売りも｡
2024年12月13日作成
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