28日発表、米PCEデフレーター。インフレ再燃でドル高加速も
- 米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重視する10月の米個人消費支出(PCE)デフレーターは、前年同月比で2.2%上昇と前月(2.1%上昇)から伸びが3カ月ぶりに拡大する見込み。
- 10月の消費者物価指数の前年同月比の上昇率は2.6%と市場予想通りだったが、トランプ次期政権による政策への警戒感もあり長期金利が上昇し米ドルが買われる動きに。
- PCEデフレーターが市場予想を上回れば、インフレ再燃懸念からドル高が加速する可能性も。
今週注目の通貨ペアおよびイベント
EUR/USD
11月のドイツHICP(消費者物価指数)(11/28)
市場予想以下の伸びとなればECBの利下げ観測を後押しするとの見方からユーロ売りも。
EUR/JPY
11月の都区部CPI中旬速報値(消費者物価指数)(11/29)
前年同月比の上昇率が2カ月ぶりに2%以上になれば、日銀による12月利上げ観測が再燃し円高が進む可能性も。
2024年11月21日作成
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