22日発表、10月の全国CPI。予想上振れなら円買いか
- 10月の全国消費者物価指数(CPI)で、生鮮食品を除く総合指数は前年同月比2.2%上昇と前月(2.4%上昇)から鈍化する見通しだが、日銀が目標とする2%の物価安定目標を2年半にわたって上回る見込み。
- 日銀は10月の金融政策決定会合で、利上げに向けて再び動き出す意向を示した。
- CPIが市場予想を上回った場合、日銀の早期利上げ観測が広がり、円買い圧力が強まる可能性も。
今週注目の通貨ペアおよびイベント
GBP/USD
10月の英CPI(11/20)
市場予想は前年同月比2.0%上昇と前月(1.7%上昇)から伸びが加速する見込み。英イングランド銀行(中央銀行)の利下げペースが緩やかになるとの見方からポンド買いも。
EUR/JPY
10月のユーロ圏PMI速報値(11/22)
市場ではECBが12月に利下げすることが確実視されており、政策金利の引き下げ幅が焦点になっている。PMIが下振れすれば0.5%の大幅利下げ観測が広がり、ユーロ売りも。
2024年11月15日作成
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