13日発表、10月の米CPI。高止まり続けばドル買いも
- 10月の米消費者物価指数(CPI)の市場予想は前年同月比で2.6%上昇と、伸び率は前月(2.4%)から上昇する見込み。
- 変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は3.3%の上昇と前月と同水準だが、高止まりが続く見通しで物価上昇圧力の根さが意識される可能性も。
- インフレ鈍化ペースの減速が鮮明になれば、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が後退しドル買い優勢に。
今週注目の通貨ペアおよびイベント
AUD/JPY
10月の豪失業率(11/14)
3月の3.9%から4月に4.1%に上昇して以降は4%台での推移が続く。雇用情勢の改善が一服しているとの見方を誘えば豪ドル売りも。
GBP/USD
7~9月期の英GDP速報値(11/14)
市場予想は前期比0.3%増と4~6月期の0.5%成長から減速する見込み。市場予想以上に減速すれば利下げ観測が強まり、英ポンドに売り圧力も。
2024年11月8日作成
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