11月1日発表、米雇用統計。下振れなら米ドル売りも
- 10月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比18万人増と、9月(25万4000人増)から増加幅が縮小する見通し。
- 平均時給の前月比の伸びも0.3%と前月(0.4%)から鈍化し、失業率は4.2%で前月(4.1%)から悪化する見込み。
- 米景気の底堅さを受け市場では米連邦準備理事会(FRB)が利下げを見送るとの観測が広がっている。非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を下回り、雇用情勢が軟化を示せばドル売りが出る可能性も。
今週注目の通貨ペアおよびイベント
AUD/USD
7~9月の豪消費者物価指数(CPI)(10/30)
市場予想は前年同期比2.8%上昇と、4〜6月期(3.8%上昇)から伸び率が大きく鈍化する見通し。予想以上にインフレ率が鈍れば利下げ観測を誘い豪ドル売りか。
MXN/JPY
9月のメキシコ失業率(11/1)
市場予想は3.0%と前月と同水準の見込み。もっとも、雇用情勢が予想以上に悪化すれば3会合連続の利下げ観測が強まり、対円のメキシコペソ高が一服する可能性も。
2024年10月25日作成
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