講師紹介
小次郎講師(本名:手塚宏二氏)
株式会社手塚宏二事務所代表
プロの投資家として常にマーケットと対峙し40年以上の投資キャリアを持つ傍ら、チャート分析の第一人者として、投資セミナー、書籍などを通じて個人投資家向けの投資教育活動を精力的に展開している。これまでに対面で教えた受講生だけでも数千人を超え門下生からは専業トレーダーを多数輩出するなど、投資界において圧倒的な人気を博している。代表的な手法には「移動平均線大循環分析」「大循環MACD」「大循環ストキャス」などがある。
陽和ななみ氏
女優/投資家 株式会社手塚宏二事務所所属
映画や舞台、CMに出演する傍ら自身でも株や為替の取引を行うなど女優/投資家として活躍中。ファイナンシャルプランナーの資格を取得。4時間足のスイングトレードや日足での中長期投資を得意とし、目指すは投資や資金計画含めたお金のプロフェッショナル!ブログでは日々のトレードの様子を更新中。
今回のテーマは「チャート分析を学ぶ!世界一簡単なチャート分析、移動平均線大循環分析」です。
まず、チャート分析とは、チャートの動向を見てどこで買うか(売るか)、決済するかを判断する分析手法です。このチャート分析には、山ほど手法はあります。
今日はその中でも、私が開発した、初心者の方でも今日から使うことができる、考え方がシンプルでありながらとても深い分析まで可能な「移動平均線大循環分析」について詳しく紹介していきたいと思います。
まずその前に、テクニカル指標というものについてご紹介します。テクニカル指標とは何かというと、「エッジ」を見つけるための指標です。エッジとは、いま買いが有利なのか売りが有利なのか、どちらにとって有利なのかという優位性です。買いが有利な状況を買いにエッジがあるといい、買い場なわけです。と言っても、基本的には上がるか下がるか50:50の投資において、55:45でも前者にエッジがあります。80:20ほどの偏りはめったにありません。
「55:45の優位性で勝てるの?」とお思いでしょう。ここで「大数の法則」が大事になってきます。大数の法則とは、分かりやすい例でいうと6面体のサイコロを6回振っても、各面が1回ずつ出るとは限りませんよね?ただし、振る回数を例えば1000回、2000回に増やすと、各面が出る確率は6分の1に限りなく近づいていきます。実践回数を増やすと、理論上の確率に限りなく近づいていくということです。これが「大数の法則」です。なので55:45くらいの確率の違いでも、実践回数を増やせば、負ける回数はまぁまぁありますが、最終的には勝てるのです。これが、「投資は確率のビジネス」と言われる所以です。
このようにエッジを見つけるためのツールがテクニカル指標なのですが、私が開発した「移動平均線大循環分析」もテクニカル指標の1つです。では、ここからいよいよ移動平均線大循環分析(以後、略して「イド大」)の詳細について解説していきますね。イド大では3本の移動平均線を用いて、買いにエッジがある局面、売りにエッジがある局面を浮き彫りにする手法です。3本の移動平均線は、短期移動平均線(5日EMA)、中期移動平均線(20日EMA)、長期移動平均線(40日EMA)を用います。この5、20、40という数字は、私が長く行ってきた検証作業によって割り出しました。この3本の移動平均線の並び順で6つのステージに分類します。3本の並び順はこの6通りしかありません。
そして、それぞれのステージにはこのような意味があります。ステージを見ることによって現状を把握できるのです。
特に大切なのは第1ステージ、ここは買いにエッジがあります。そして、第4ステージは売りにエッジがあります。
そして、このイド大がすごいのは、第1ステージから第6ステージまで経験則として約7割の確率で順行(時計回り)に循環していくというのを発見した点です。次に来るステージが分かるのです。約3割の確率で逆行(反時計回り)することもありますが、しばらくするとまた順行に戻ります。このように考えると、例えば第1ステージの次は、順行で第2ステージか逆行で第6ステージのどちらかに行くしかないのです。大海原で手探りだけで航海しているところに、コンパスを与えられたような感覚になりませんか?次の展開を読んで、準備することができるんですよ。
手前味噌ですが、さらに凄いことに、このイド大の手法はFXだけではなく、チャートが存在するあらゆる投資商品に、しかもどの時間足にも適用することができるんです!
是非、投資家の皆さんにこの移動平均線大循環分析、使っていただきたいと思います。
最後に、動画の方でLINE FXのチャートシステムにイド大を表示して、実際にその使いやすさ、シンプルさを紹介しているので、ぜひご覧ください。
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